



最初に、みなさんのことを教えてください。どんな業務をされてますか?
いつから聴覚障がいはありますか?

技術員からの依頼を受けて、3Dモデルや2D図面を作成をしてます。
2歳の時に両親が聞こえない事に気づきました。先天的だと思います。

主に実験室で、光ファイバケーブルの性能測定(試験)や評価をしてます。
私も中野さんと同じ感じでした。

CAD設計です、金型や新しい冶具の設計をしてます。
聴覚は生まれた時からです。


どういった環境の学校に通っていましたか?

ろう学校出身で、筑波技術大学へ進学しました。

みなさんは手話ができますね。読唇術はどうですか?

読唇術は、3人とも苦手なんです。手話はできます。

健常者で手話ができる方がいて、いつも私、中野さん、菅野さん、
その方の4人で一緒に食事しながら手話で会話してます。

聴覚障がいに理解がある人で、お昼は手話でいろんな会話ができて楽しいんです。


フジクラに入社しようと決めた理由は?

就活説明会がきっかけですが、インターンシップを活用して
業務を体験したことで、自分に合った業務を見つけることができたからです。

光ファイバに興味もあって、フジクラのインターンシップで、
事前に仕事の体験をさせていただき、そこでやりがいを感じる事ができたからです。

私もインターンシップで職場体験をしました。
他にも内定した会社がありましたが、機械を勉強してきて、その内容をモノづくりに活かせると確信できたので入社しました。


それぞれのコミュニケーションの手段を教えてください。
またツールは使いますか?

大学ノートと、ホワイトボードを活用しています。
チャットはうらやましいですね

メモパッドとチャットで会話してます。
打ち合わせの時は、同僚が会話や内容をチャットで教えてくれてます。

特別なものは用意していませんが、伝えるのが難しい場合は、
メモ帳に絵をかいて伝えています。


仕事での達成感や、良かったと感じたことは?

「君が装置の設計をしてくれたおかげで立派な賞をもらったよ。
ありがとう」。C生産部門長表彰を受けた部長の言葉ですが、
この部署で働いて良かったと感じました。

入社して1年、少しづつ知識がついたと実感しています。
当時は全く理解ができなかったことも、自習や測定業務を積み重ねて理解できるようになりました。

私が設計したものを、検査で使ってるのを見た時はとても嬉しかったです。使ってもらえる喜びを感じました。


フジクラの良いところは、どんなところですか?

働くための環境がとても良いと思います。
周りの同僚にも配慮があり、何かあると紙に書いて教えてくれます。

チャットやパッドのツールを使うなど、
職場で配慮されていることが嬉しいです。

職場の雰囲気が明るいです。障がい者への理解と配慮があります。


フジクラは、障がい者の方にもおすすめですか?

はい。是非入ってきて欲しい。環境がいいと思います。

最後に、フジクラの先輩として、アドバイスをひと言。

インターンシップを積極的に活用してください。
業務を体験して、業務内容にやりがいを感じられるか判断してほしい。

職場の雰囲気や、実際の業務内容が把握できるので、
ぜひインターンシップを活用してみることをおすすめします。

積極的にインターシップを使って、「体験」をしてください。
考えるよりも経験してみて、後悔しないように仕事を選んでください。
